スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、新型コロナウイルスの影響で多くのイベントが中止になっている子どもたちを元気づけようと、塗り絵用イラストを描いた。名古屋市北区の金城小の出身という縁で、北区安心・安全で快適なまちづくり推進協議会の事業に提供した。
イラストは交通安全や防犯活動など五つのテーマで描かれている。内容に合わせ、「くさばなをたいせつに。」「じしんがきたらおちついてひなん。」といったメッセージが、鈴木さんの独特の書体で記されている。
コロナで休校中の子どもたちに動画メッセージを送る名古屋市教育委員会の企画で、トトロの絵の描き方を紹介していた鈴木さんの「絵心」に目を付けた区の担当者が依頼した。鈴木さんからは「みんなでぬりぬり ぬりえをがんばってね!」と直筆のコメントも寄せられた。
イラストは2021年3月末まで同区ホームページ(https://www.city.nagoya.jp/kita/page/0000133568.html)で無料でダウンロードできる。(小林圭)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル